朝、まだ3階の事務所で書類の整理をしていたところ、店から「ダイヤの査定の方が来られている。」と内線があった。「おっと私の出番か。」と少々浮き足だった。
と言うのは、最近は息子がダイヤの査定をしている。その上、社員全員が一カラットぐらいまでは査定できるようになった。毎朝朝礼前の小一時間、ダイヤのグレード鑑定と査定確認練習をしている。 店に降りると、すでに接客トレーにダイヤが並べられていた。なんと20本近い量である。以前にも宝石商の方が多量のダイヤを持ってこられたことがある。 今日のお客さんは良く聞くと、以前質屋をされていたとのこと。今、店に残されたものを整理しているらしい。色石も含め30本ほどを一本ずつ査定させてもらった。 私の査定金額をほぼ了解された。ここに来る前にご自分で買取金額を出してきたと言われ、びっくりさせられた。私以上にプロである。お陰で難しい買取も無事終え喜んで帰って頂いた。 このような日は同じようなお客様が来店されるものである。次の方は以前にも来られた方だ。以前もたくさんの貴金属を持って来られたが、今回はダイヤをずらっと10本。全部処分を頼まれたと言うことである。 50歳を過ぎた世話好きな奥さんという感じだ。いろんなところで見てもらったがどうしても納得ができず、しかん香に来たと言う。 先ほどのお客さんと同じように一本ずつ査定金額を出させてもらった。たぶん希望の買い取り金額に合わないのではと思ったが、思いのほか気持ち良く了解して頂いた。帰り際、「こんな丁寧に説明してくれたところはなかったで。ありがとう。」と言って頂いた。これこそ仕事冥利である。 これからもお客様から喜んで頂ける店であり続けていきたいです。よろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。 店主より
by shikanko
| 2008-08-02 17:47
| 社長ブログ
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