先日、妻と長女から誘われ、映画に行った。テレビのCMで見ていた「最高の人生の見つけかた」であった。
癌であと数カ月の寿命と宣告された老人二人が偶然同じ病室になる。考え方も生きてきた人生も全く違う二人である。一人は家族のために一所懸命に働いてきた真面目男、モーガンフリーマン、もう一人は猛烈に働き、金もうけをして一代にして大富豪になった男、ジャックニコルソンである。その二人が知らず知らずに親友になっていく。 そして自分たちの残された人生を悔いのない生き方をしょうと、「やりたいこと」のリストをもって病室を出て行く。ジャックニコルソン演じる大富豪の個人ジェットで世界中を二人で旅をする。 「やりたいこと」のリストがひとつひとつ消されていく。カーレースをやったり、スカイダイビングをしたり、チベットの山小屋でエベレストを眺めたり、本当に目いっぱいやりたいことをやる。二人は気持ちがいいほど明るく、ユーモアたっぷりである。 しかしその二人の会話の中にお互いの人生の深さが感じられた。 モーガンフリーマンを労わる家族団らんの温かさと対照的に、猛烈に生きて大富豪になったジャックニコルソンが一人、ホテルで寂しくたたずむ姿を見ると人生はお金だけではないと感じた。 そしてこの二人は亡くなっていくが、実にさわやかだった。こんな人生の終焉もあっていいなと思った。お陰さまで健康な私はまだまだ永遠の命と思って夢を持ち続けている。しかしまたその命も今日限りの命だと思って感謝して生かせてもらっている。 ともかく、これからの人生、「最高の人生」を見つけたいですね。 最後に素晴らしい映画の出会いに、ありがとう!
by shikanko
| 2008-05-31 22:00
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