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しかん香ブログ
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鈍感力を養え(平成19年3月11日)

鈍感力を養え(平成19年3月11日)_b0101975_214912100.jpg 先日本屋にぶらっと立ち寄った。そこで「鈍感力」という渡辺淳一氏の本に目が留まった。ここ何日も忙しさにかまけて本を読むこともなかった。
ぱらぱらと本をめくるとなかなか面白そうである。店員に聞くと今ベストセラーとのこと。出版してまだ間がないがすでに36万部売れているらしい。

本との出合いも、常々森信三先生の言葉通りと思っている。「必ず会える、決して早からず遅からず。」である。読み終えて、自分自身を振り返ると鈍感力が落ちてきたと思う。自称「鈍い男」と自負してきた。また今も妻から「お父さんは鈍い」とよく言われる。
鈍感力を養え(平成19年3月11日)_b0101975_23161443.jpg
しかし内面は違ってきている。いままで気にも留めなかった人のしぐさが気になる。
社員の言葉遣いの一言がひっかかることがある。これまで何気なく聞いていた言葉に敏感に反応する。プラスに受け入れようと思うのだが、心は怒っている。「その言い方ないやろ。」と叱っている自分がいる。

渡辺氏は「鈍感力」とは「受け入れる力」であると言っている。
それを求めていろんな本を読み、人との出会いで学んできたつもり。身についてきたと思っていたが気づくと、元の木阿弥である。
鈍感力を養え(平成19年3月11日)_b0101975_23142143.jpg
相手を思いやる心。愛である。鈍感力とは「愛する力」とある。
また彼は「愛することは許すことである。」とも言っている。愛があればどんなことも受け入れることができる。「受け入れる力」が付けばどんな人をも愛することが出来る。

「鈍感力」は死ぬまで養い続けなければとまた新たに気づかせてもらった。
『一言にして以て身を終うるまで之を行う可き者有りや。 子曰く、其れ恕か。』まさに「鈍感力」は「恕(ユルス)」の心である。
ありがとう。
by shikanko | 2007-03-11 20:53 | 社長ブログ

 

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