今日は地金買取のことに関してお話します。この業務をし始めて約二年になります。最初の内は当社のお客さまの依頼をお聞きする程度でした。それがだんだん広がっていき、新聞に広告を出すようになりました。
本当に遠方から来られます。いろんな宝石、貴金属をお持ちになられます。その中で、今でも充分に使える宝飾類を地金で引き取りしてほしいと言って来られる方もおられます。その時たとえ商売としても、すこし躊躇します。なんとか娘さんかお嫁さん、お孫さんに譲られたらと一言いわせてもらいます。ヨーロッパでは50年、100年前のジュエリーが宝石店に並んでいます。わたしも、フランスのバンドーム広場の裏を歩いたことがあります。そこにはたくさんのアンティークジュエリーを扱っているお店があります。その時わたしはそのデザインの素晴らしさに目を輝かせたことを、今もはっきりと覚えています。 それはあちらの人は代々ジュエリーを引き継いでこられたと言うことです。おばあさんはその母からそして娘へそのおかあさんはまたその娘へと渡ってきたんです。そこにはそのジュエリーに対する慈しみと感謝があります。そして祖先への感謝があると私には思えます。こんなことを言うと何か批判じみたことを言っているように思えるかもしれませんが、 なんとか生かて後世に引き継いでいってほしと言う思いもあります。 そうは言っても、皆さんの引き出しの奥に眠っているジュエリーをお持ちください。ご要望にお答えできるよう努力させていただきます。お待ち申し上げます。では。
by shikanko
| 2006-10-22 18:25
| 社長ブログ
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