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しかん香からの楽しいおたより

児童虐待もう他人事でない!(平成22年1月28日)

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先日、新聞の「「パパはいじめない」
虐待死の海渡君、親かばう」
という見出しに目が止まった。
この記事の見出しを見て50年以上の記憶が鮮明によみがえってきた。
それは私がまだ小学校に上がる前の出来事だった。

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祖母の手に引かれて神戸のデパートに出かけた時である。
その屋上は子供の遊戯場だった。
祖母に何か乗り物に乗りたいとせがんだその時である。
遊戯施設の片隅で子供の
「ごめんなさい。ごめんなさい。」という泣き声が聞こえて来る。
その泣きながらの声が尋常ではなかった。
祖母は気になったのか、そっと様子を伺った。
それは若いお母さんが子供をしつこく叱っている現場だった。


その叱り方が幼い私の目にも異常に見えた。
その時,祖母は「あんなにきつう折檻せんでもええのに。」といった。
小学校にもまだ上がっていない私にとって
折檻(セッカン)」という言葉と
その子の声が妙に頭に残った。

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それから20年ぐらいたったころだろうか。
私も社会人になっていたある朝、
祖母が「あの子供今頃どうしてるやろか?」と
突然私に話しかけて来た。
その言葉に私は一瞬の迷いもなくあのときの子供のことだと気づいた。
全く唐突な祖母の言葉にあのときの状況が鮮明に甦ってきた。
幸せになってるやろか?」とまた祖母はつぶやいた。


「どうしてるやろかなあ。」と
私はあの折檻されていた子供の姿を思い出しながら返事をしていた。
この思い出も30年も前のことである。
今思えばあの母親が異状に子供を折檻していたのは
児童虐待」に近
い行為だったと思う。

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児童虐待」は
いまや大きな社会問題になっている。
私たちはもう他人事ではなくこの問題に関わっていかなければならないと思う。
あのときの子も私と同じ還暦を迎えているだろう。
苦しみ、悲しみを乗り越え、強い暖かい大きな心のおじさんになっていてほしい。       

                             
                                            店主 木下康生
追伸

先日1月8日、産経新聞厚生文化事業団に
ランドセル基金、88万円を
寄付させていただきました。
震災以来14年間続けてこられたのも、しかん香をご支援いただいている皆様のお陰と
心よりお礼もうしあげます。
ありがとうございます。

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by shikanko | 2010-01-28 19:14 | 社長ブログ

 

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