しかん香ブログ
しかん香からの楽しいおたより

出張買取でたくましいご婦人にお会いできました。?(平成20年9月4日)

b0101975_23291986.jpg 朝礼を終えて店に降りると、「社長、一軒買取出張の依頼が入っています。」と言われた。「お声からするとだいぶ年配の方のようです。」「出来たら今すぐ電話してもらえますか。

最近、朝一番買い取り出張依頼の電話が多くなってきた。出来るだけ私からすぐに依頼主にお電話させてもらっている。

と言うのも、買取出張は原則、即金で買い取るためあらかじめ大よその買い取りの金額を予測せねばならないからだ。b0101975_23323831.jpg

しかし基本的に先方の意思を尊重する。少しでも不安や不満がお有りの時は、無理に買い取りをしないことにしている。その時は他店とも相談することをお勧めしている。

最近は新聞や雑誌、ラジオ、テレビなどの買い取りの広告も多く、同業者も沢山出来ている。

ところで先ほどのお客様と連絡が取れ早速出かけることにした。阪神高速を神戸に向かって走る。魚崎を降り北へ。神戸の山手である。閑静な住宅街の外れに依頼主の家を見つける事ができた。

b0101975_23341418.jpg門扉越しから手入れの行き届いた庭が見えた。いかにもゆったりとした生活をされているのだろう。チャイムを鳴らして暫くして庭の向こうの玄関から真っ白な髪をくるっと粋に結った婦人が出てこられた。依頼主のその方だった。電話で想像していたよりだいぶ若く見えた。大女優、高峰三枝子さんを彷彿させるような雰囲気だ。

応接間に上がらせて頂くと、私の名刺を見ながら「木下さん、これ全部主人が元気なころ私に買ってくれたものなの。」とテーブルの脇の小引出しから宝石箱を取り出し、ゆっくり蓋を開けられた。

そこにはたくさんの懐かしいデザインの指輪やブローチが輝いていた。
b0101975_23381477.jpgあのイギリス王位の座を捨ててまでも愛を貫いたウィンザー公がシンプソン婦人に記念日ごとに宝石を贈ったことは有名だが、このご主人もまさにそんな人だったかもしれないと思った。

一点一点に思い出があると言われる。しばらくその思い出話を聞かされた。
そうして小一時間話す内、もうご主人が亡くなれて20年になるという。それからずーとこの広い家で一人住まいをされていることがわかった。そしてもうすでに90歳を過ぎておられると聞きかされ仰天した

それから奥の茶室まで案内され、ゆっくり丁寧にたてていただいた、おうすを一服戴いた。
えっ、仕事はどうなったかですって?結局、買い取らせて貰うには忍びがたいものが多すぎました。またご縁があればお伺いすることになるでしょう。

それにしても女性は強いですね。
b0101975_23395486.jpgいろんな人生を見せて頂くのもこの仕事の冥利かも知れませんね。
ありがとうございます。
by shikanko | 2008-09-04 23:31 | 社長ブログ | Comments(0)

 

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