しかん香ブログ
しかん香からの楽しいおたより

阪神大震災の思い出(平成19年1月17日)

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障子ごしに入ってくる光は弱く、部屋はまだほんのりと暗かった。突然の揺れに目
が覚めた。ふとんの中で二度三度大きな揺れを感じていた。あっ地震だ。横で寝てい
る妻も起きているようであった。

我々夫婦は四階に寝ていた。子供たちは上の階にいた。まだ揺れが続いていたがとっさに布団を剥がし階段を駆け上がった。幸い心配した天井の棚から何も落下してはいなかった。三人の子供たちには被害はなかった。しかし彼らもびっくりして布団の中で驚きを隠せないでいた。
ほっとしたがすぐに不安がよぎった。もしかして店のガラスが割れていないかと思った。三年前に改装で、店の正面は二階まで吹き抜けにしていた。その店の正面の左側は一枚のアールのガラスであった。

これも無事だった。店を見渡し四階の部屋に戻った。妻はテレビの速報にかじりつい
ていた。
「店はなんともなかった?」と聞いた。「大丈夫みたいや。」と返事をした。
着替えて御堂筋まで出た。隣の関西銀行の窓ガラスが何枚も割れ舗道に散乱してい
た。これを見て、「ひょっとしてこれは凄い地震かも」と不安な気持ちになってい
た。
b0101975_044456.jpgとにかく戻って状況を一刻も早く知らなければと思い部屋に戻った。テレビはどのチャンネルも地震の報道だった。時間が経つほど、刻々と変わる地震の被害の大きさに驚くばかりであった。
当時は店と事務所は別だった。御堂筋を渡ったビルの一室に事務所があった。社員の出社が遅い。もちろん電話も繋がらない。そうこうしている内、一人二人出てきたが、皆どこと無く地に足がついていない様子だ。
お蔭で全員無事とわかった。さてこれからどうするか、初めていままでに経験したことのない感情に掻き立てられた。
それからは、社員の機転でとにかく今出来ることをと、震災地のお客様の救済に駆け巡ることになった。
あの震災で活動した体験がその後の私たち、しかん香を成長させて頂いたことは確かである。お客様のご協力もありランドセル基金も継続させていただいている。
あれから12年の歳月は流れたが、震災のことが永遠に心の中から消えることは無い。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
by shikanko | 2007-01-18 00:35 | 社長ブログ | Comments(0)

 

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