しかん香ブログ
しかん香からの楽しいおたより

個性を大事に(平成18年12月2日)

エメラルドは、日本人のもっとも好む宝石と言える。その鮮やかな色はエメラルドグリーンの海と表現される。ほとんど宝石に興味を示さない女性も魅了されてしまう。
エメラルドと言う鉱物は「ベリル」という
鉱物の仲間である。その仲間の代表的なのが水色の「アクアマリン」だ。そしてピンク色は「モルガナイト」黄色は「ヘリオドール」無色は「ゴッシェナイト」と言う。
この「ベリル」の中で一番扱いにくいのが「エメラルド」である。

と言うのは、非常に内包物を含んだ宝石だからである。ベリルの中でグリーンになる要素であるクロムと言う物質が成長過程でそうさせていると言われている。
特にコロンビアで取れるエメラルドは特別なインクルージョン(内包物)を持っている。三層インクルージョンと言われるものである。気体・液体・固体という3種類のインクルージョンが1つの結晶の中に見られる。その中には塩の結晶が見られる。
これがコロンビア産の特徴でもあり、天然の証拠でもある。
人(買われる方)はそれをキズといわれる。
しかしエメラルドのなかでこのコロンビア産が一番高価であると誰もが認めている。

さてここで、新聞のひとコマに凄い個性を持った若者を見つけた。あの「国内の10番目の自動車メーカー」と呼ばれる光岡自動車に勤めている青年だ。
彼の名は青木孝憲、31歳だ。
彼はこの度、光岡自動車が開発したスーパーカー「大蛇(オロチ)」をデザインした。一台1千万と言う高級車である。
10月に発売されて即50台の注文が入ったと言う。これではなんの驚くことではないが、その記事には、彼は小学校の成績は国語、と図工以外1か2だったと言う。さらに「学生時代は勉強も運動もできなかった。女の子にもてる要素がなかった。」とある。しかし彼はカッコよい仕事につきたいと思い専門学校でデザインを学んだ。そして大手の自動車メーカーを目指したが、簡単に門前払いされた。そこで見つけたのが富山市に本社がある光岡自動車だ。しかしそこも、学歴で蹴られた。だが彼は諦めなかった。どうしてもデザイナーとして入りたいと訴えた。彼の熱意は通じた。

彼の個性的過ぎるデザインは車内で敬遠された。しかし彼は言う「考えをまげたら中途半端になる。」と、またみんなは作業服だが彼だけTシャツとジーンズできめている。それを「造る側もかっこよくないと」と彼は自分の主義を貫いている。まさに彼は「ベリル」と言う鉱物の中のエメラルドである。
ある人はエメラルドをキズの多い宝石で扱いにくいから嫌いだ言う。
青木さんも最初は社内の人から扱い憎い人と思われていたかも知れない。
しかし彼は自分の個性を大事にし頑張ったお蔭で光った。磨かれたエメラルドになり、今輝いている。君はきっと若い人に勇気を与えているに違いない。がんばれ!
by shikanko | 2006-12-02 23:07 | 社長ブログ | Comments(0)

 

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