「献血」、この言葉でどんな思い出がありますか。私は友人の母親を思い出します。ある日クラス担任の先生から「彼の母親の手術にAB型の血液がいる。献血をしてほしい。」突然の通達でした。私はO型だからできませんでしたが、多くの仲間が献血してくれたのを何か嬉しい思い出として残っています。
昨夜NHKの番組、タイトルは「72時間」 遅い夕食を食べながら、なんとなく見ていました。それが献血のドキュメンタリだったのです。 血液センターの所長自ら街頭で献血者を勧誘されている。 彼がどれくらい献血を勧誘できるだろうかと心配して見ていました。(私は独身時代以来30年ほど献血していません。) ところが想像した以上の人が献血センターのビルに上がって行くではないですか。 それもほとんどが、20代、30代の若者です。外見からは想像しにくい茶髪の男女、 フリーター風の男性達。 献血の血は72時間しか持たないということです。だからほとんど在庫できないのです。今献血者の多くは、若者です。そして その献血の血を必要とする人の多くは、お年寄です。 あるフリーターの彼は30歳。フリーターと言う自分にどことなく後ろめたさを感じていると言う。だから少しでも社会に貢献したい。それが彼をして献血の男にしている。なんと今回で77回目だそうです。 そして彼は将来、看護の仕事をして、人に役立ちたいと語っていました。 30分の番組があっという間に終わりましたが、すがすがしい気持ちにさせてもらいました。心から彼らに「ありがとうございます。」と感謝の気持ちを伝えたくなりました。
by shikanko
| 2006-10-25 15:39
| 社長ブログ
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